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小児予防接種

お子様の各種予防接種を行っております。

ワクチンで防げる病気を「VPD」と呼びます。

Vaccine("ヴァクシーン")= ワクチン
Preventable("プリヴェンタブル")= 防げる
Diseases("ディジージズ")= 病気

つまり、VPDとは「ワクチンで防げる病気」のこと。
今も日本では、子どもも大人も毎年多くの人がこれらのワクチンで予防できるはずの病気(VPD)に感染し、後遺症を持ったり、死亡したりしています。
「ワクチンさえ接種していれば、こんなことにはならなったのに・・・」という事が少なくありません。
感染すると今でも治療が難しく、命にかかわる病気だからこそ、ワクチンが作られました。
VPDはワクチンで防げる病気です。

当院で接種可能な予防接種は以下の通りです。

  • ロタウイルスワクチン(経口)
  • B型肝炎ウイルスワクチン
  • 小児用肺炎球菌ワクチン
  • BCGワクチン
  • 水ぼうそうワクチン(水痘ワクチン)
  • MRワクチン(麻しん風しんワクチン)
  • おたふくかぜワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • インフルエンザワクチン
  • HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)※ 現在定期化接種されているワクチンはシルガード9です。

詳しくは、世田谷区役所ホームページでご確認ください。

小学校6年生から高校1年生の女子に、子宮頸がんワクチンを接種行っています。

日本産科婦人科学会

積極的勧奨が再開されています。

HPV ワクチン

世界的にはこのワクチンのおかげでほぼ克服に近い感染症ですが、日本では接種率が著しく低く、年間新たに10,000人が子宮頸がんに罹患し、年間2,700人もの命が失われています。
かつて盛んに報道された接種後の副反応は現在「根拠がなく誤解」であることが証明されており、万一類似症状が生じた場合の対策も十分に用意されています。
子宮頸がんはワクチンと検診で予防できる病気です。娘さんが将来子宮頸がんにならないために、命を失わないために、お子さんを産めるように是非接種しましょう。
他区接種券でも、当院で接種可能です。

接種機会を逃した平成9年(1997年)4月2日~平成18年(2006年)4月1日生まれの女性にも無料で接種可能です。
詳しくは「こちら」まで

※より効果の高いシルガード9については、行政による定期化(無料化)は未定ですが、自費で承っております。

子宮頸がんワクチン「シルガード9」

令和3年2月24日発売のシルガード9について

成分

子宮頚癌の原因ウイルスの約90%をしめている、HPV16、18、31、33、45、52、58型の7種類と尖圭コンジローマの原因ウイルスの90%を占めているHPV6型、11型の2種類、計9種類に対応した9価組み替えワクチンです。

旧型ワクチン『ガーダシル』の6、11、16、18の4つのHPV型に、新たに31、33、45、52、58の5つのHPV型が加わり、トータル9種類のHPV感染を予防することによって、子宮頚癌の原因の90%を予防する事ができます。
HPV16、18、31、33、45、52、58型は子宮頸がん、外陰がん、膣がん、肛門がんなどの原因になることが知られている。
また、男性においては、中咽頭癌や頭頚部癌の予防にも有効とされています。

ヒトパピローマウイルスについてはこちら

接種方法

対象は9歳以上

定期接種の対象ではなく、自費接種のみ
初回接種 → 2ヵ月後接種 → 初回から6ヵ月後接種
計3回、筋肉内に接種します。

(1年以内に3回の接種を終了することが望ましい。なお、本剤の2回目及び3回目の接種が初回接種の2ヵ月後及び6ヵ月後にできない場合、2回目接種は初回接種から少なくとも1ヵ月以上、3回目接種は2回目接種から少なくとも3ヵ月以上間隔を置いて実施すること。)

ガーダシル接種中の方が、途中からシルガード9へ乗り換える事は可能ですが、追加された5種類のウイルスに対する抗体の付き方は、シルガード9だけを接種完了した方より弱くなります

※サーバリクスからシルガード9への途中乗り換えは相互互換性研究がないためまた、アジュバントの強さが違うため、有効性が不明となり、やめておいた方が良いです。

発熱者、妊娠中もしくは妊娠の可能性のある女性、授乳中の女性、高齢者は非対象です。

副反応

国内試験(008試験、9~15歳女性)承認時

注射部位の副反応は、本剤接種後5日間に100例中95例(95.0%)に認められ、主なものは疼痛93例(93.0%)、腫脹42例(42.0%)、紅斑33例(33.0%)、そう痒感4例(4.0%)、出血3例(3.0%)、熱感3例(3.0%)でした。
また、全身性の副反応は、本剤接種後15日間に100例中14例(14.0%)に認められ、主なものは発熱3例(3.0%)、頭痛2例(2.0%)、悪心2例(2.0%)、感覚鈍麻2例(2.0%)、腹痛2例(2.0%)でした。

重大な副反応※として、過敏症反応(アナフィラキシー、気管支痙攣、蕁麻疹等)、ギラン・バレー症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)があらわれることがあります。

シルガード9接種費用 1回 28,000円(税込み)

お支払いは現金もしくはクレジットカード決済が使えます。

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