神経内科
神経内科とは
神経内科とは脳や脊髄、神経、筋肉の病気を診る内科です。
脳神経外科領域の疾患も内科的管理で診療が可能なものもあります。
当院では院内に併設する16列マルチスライスCTによって、即時診断ができるよう診療を行っています。
対象とする主な症状
- しびれ
- 力が入らない
- 痙攣
- 意識障害 など
- めまい
- 歩きにくい
- 話しにくい
- 頭痛
- ふらつく
- ものが見えにくい
- ふるえ
- ひきつけ
- ものわすれ
上記のような症状の際に、神経内科でどこの病気であるかを見極めることが重要です。
その上で適切な治療を行い、必要であれば適切な医療機関にご紹介いたします。
神経内科の対象疾患
神経内科が対象の主な疾患
- 頭痛
- 脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
- 認知症
- てんかん
- パーキンソン病
- 神経・筋疾患
- 神経難病(重症筋無力症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症) など
脳卒中とは
脳卒中は、脳血管障害ともいい、脳の血管が破れたり、詰まったりして、その部分の脳の働きが失われる病気です。
脳卒中は
- 脳梗塞
- 脳出血
- くも膜下出血
に分けられます。
脳梗塞は血管が詰まって、その先の脳細胞が障害されます。
脳出血は脳の血管が破れ、脳の中で出血する病気で、くも膜下出血は動脈瘤が破れ脳の表面で出血する病気です。
いずれも手足の麻痺、歩行障害、構音障害、意識障害などの神経症状が突然出現します。
脳卒中と生活習慣病の関係
脳卒中の発症には、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が大きく関わっています。
厚生労働省の調査によると高血圧の人では、脳卒中により死亡する危険度が高血圧でない方に比べて約3倍にもなります。
脳卒中を予防するには、定期的な健診で高血圧や糖尿病、脂質異常症を発見し、早期に治療を行うことが肝要です。
さとう内科・脳神経クリニックの神経内科診療について
さとう内科・脳神経クリニックでは、日本神経学会 神経内科専門医が診療を行っております。
また、マルチスライスCTを導入しており、脳出血とくも膜下出血の診断、脳梗塞の診断や状態把握、認知症に関連する脳萎縮の評価、正常圧水頭症の診断、頭部外傷、脳腫瘍の大きさや場所、種類、場所や障害範囲などを判断できます。
