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2025年シーズン、インフル、コロナワクチン接種について

[2025.12.25]

ワクチン接種を迷われている方へ

新型コロナワクチンやインフルエンザワクチンについて、「本当に必要なのだろうか」「コロナは1-2回目で副反応が強かったから」という声をよく聞きます。そう感じるのは、決して特別なことではありません。

ただ、これまでの多くの研究や実際の医療現場の経験から、特に65歳以上の方にとって、これらのワクチンが重症化や入院を防ぐうえで大切な役割を果たしていることは、はっきりしてきています。


ワクチンは「かからないため」ではなく「重くならないため」

コロナやインフルエンザのワクチンは、感染を完全に防ぐものではありません。しかし、感染してしまった場合でも、肺炎や重い症状になる可能性を大きく下げる「重症化予防効果」はしっかりあることが分かっています。

高齢になると、感染をきっかけに体力が落ち、その後の生活に影響が出てしまうことも少なくありません。ワクチンは、そうした事態を防ぎ、これまで通りの生活を続けるための備えと考えていただければと思います。


世田谷区での65歳以上の定期接種について

世田谷区では、65歳以上の方を対象に、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの定期接種が行われています。どちらも自己負担額は2,500円で、公費による補助があるため、比較的少ない負担で接種が可能です。

接種券には期限があり、
インフルエンザワクチンは 2026年1月31日まで
新型コロナワクチンは 2026年3月31日まで となっています。
「もう少し様子を見てから」と考えているうちに期限が過ぎてしまうこともありますので、体調のよい時期にご検討ください。


副反応が心配な方へ

接種後に、腕の痛みや軽い発熱、だるさが出ることがありますが、多くは1~2日ほどで自然に治まります。これらは体が免疫をつくっている過程で起こる反応です。

重い副反応は非常にまれで、感染症そのものにかかった場合のリスクと比べると、医学的にはワクチンのほうが安全性が高いと考えられています。


肺炎を防ぐために ― 肺炎球菌ワクチンの最新情報

高齢の方の感染症で注意したいのが「肺炎」です。特に、コロナやインフルエンザの後に肺炎を起こすと、回復までに時間がかかることがあります。

その原因の一つである肺炎球菌に対して、現在はより効果が期待できる新しいタイプのワクチンが使われています。当院では、肺炎球菌ワクチン 「キャップバックス」 をおすすめしています。1回だけの接種で完了し、効果が高く、高齢者の肺炎予防に役立ちます。

接種は自費で、14,500円(税込み)です。

予約無しでも接種できます。


最後に

ワクチン接種は、強制されるものではありません。ですが、これまでの医学的な知見を踏まえると、65歳以上の方にとっては、ご自身の健康を守るための大切な選択肢の一つだと考えています。

不安なことや分からないことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
患者さん一人ひとりに寄り添いながら、一緒に考えていきたいと思います。


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