睡眠時無呼吸症候群〜いびきや日中の眠気、放置していませんか?〜
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査と治療について
「いびきがひどいと言われる」
「十分寝ているはずなのに昼間眠い」
「朝起きると頭が重い」
「血圧が高い」
このような症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が何度も止まる病気です。
単なる「いびき」ではなく、高血圧や脳卒中、心筋梗塞などの原因となることが知られています。
睡眠時無呼吸症候群の方は潜在的に多い
睡眠時無呼吸症候群は非常に頻度の高い病気です。
日本では成人男性の10~20%程度、女性でも数%が睡眠時無呼吸症候群を有すると言われています。
しかし診断・治療を受けている方はその一部です。
特に
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肥満傾向がある
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首が太い
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高血圧がある
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糖尿病がある
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いびきをかく
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家族から呼吸停止を指摘された
という方は注意が必要です。
放置するとどうなるのでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群を放置すると、
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高血圧
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不整脈
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心筋梗塞
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脳梗塞
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糖尿病
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認知機能低下
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交通事故リスクの増加
などとの関連が知られています。
また、睡眠の質が低下することで、
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日中の眠気
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集中力低下
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疲れやすさ
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仕事のパフォーマンス低下
につながります。
「年齢のせいだと思っていた疲れ」が、実は睡眠時無呼吸症候群だったという方も少なくありません。
検査はご自宅でできます
以前は入院検査が主流でしたが、現在はご自宅で行う睡眠検査が普及しています。
事前に配送された検査機器をご自分でセッティングしていただき、寝る前に小型の検査機器を装着し、普段通りに眠るだけです。
当院で行う検査、PSG(終夜睡眠ポリグラフィー)検査も自己負担額(3割負担)で6000円と以前の半額程度になりました。
「まずは検査だけ受けてみたい」という方もお気軽にご相談ください。
CPAP治療の適応が広がりました
近年、睡眠時無呼吸症候群が全身の健康に与える影響が重視されるようになり、今年の診療報酬改定からCPAP治療を受けられる基準が緩和され、検査費用も安くなりました。
従来よりも早い段階で治療介入できるようになりました。
当院では、自宅で行う精密睡眠検査(在宅PSG)を採用しており、入院せずに診断から治療まで進められます。
治療となった場合は導入まで数日です。導入時は営業担当がご自宅に伺い、セッティングまでお手伝いします。
CPAP(シーパップ)治療とは?
CPAPとは、就寝中にマスクを装着し、空気を送り込むことで気道が塞がるのを防ぐ治療です。
睡眠時無呼吸症候群に対する世界標準の治療法とされています。
CPAPのメリット
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いびきが改善する
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呼吸停止が改善する
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日中の眠気が改善する
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血圧が下がる場合がある
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集中力や仕事効率の改善が期待できる
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心筋梗塞や脳卒中リスク低下が期待できる
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家族が快適に眠れるようになる
CPAPのデメリット
もちろん欠点もあります。
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マスクに慣れるまで時間がかかることがある
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旅行時に機械を持参する必要がある(短期間では持っていかない選択もあります)
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鼻や口の乾燥を感じる場合がある(必要に応じて加湿器のオプションもあります)
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毎日継続して使用する必要がある
ただし、多くの方は数週間から数か月で慣れ、継続して使用されています。
毎月どれくらい費用がかかりますか?
CPAPは購入ではなくレンタルです。
保険診療の場合、診察料・機器レンタル料を含めて自己負担は月4,000~5,000円程度です。
一般的にはスマートフォン代やサブスクリプションサービスと同程度の負担で治療を続けることができます。
通院は頻繁に必要ですか?
CPAP導入後は治療状況が安定していれば、3か月ごとの受診で管理できます。
機器の使用状況や無呼吸の改善状況は遠隔で確認できるため、以前よりも通院負担は少なくなっています。
いらしたときには解析結果を印刷して説明しながら手渡しします。質問も随時受け付けます。
呼吸器内科でなくても治療できます
睡眠時無呼吸症候群は呼吸器内科だけの病気ではありません。
高血圧、脳卒中、認知症、生活習慣病とも深く関係しているため、内科や脳神経内科でも診療・管理が行われています。
当院でも睡眠時無呼吸症候群の検査、診断、CPAP治療管理を行っています。
「いびきが気になる」
「家族から呼吸が止まっていると言われた」
「昼間の眠気が強い」
という方は、お気軽にご相談ください。
睡眠の質を改善することは、将来の脳卒中や心血管疾患の予防にもつながります。
当院ではPHILIPS社のCPAPを採用しています。
