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世田谷区で帯状疱疹ワクチンの定期接種対象の方へ ― 今年度中に完了が必要です

[2026.01.07]

帯状疱疹ワクチンの定期接種について、特に今年度中に必ず知っておいていただきたい大切なお話をさせてください。

帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルスが体の中に潜んだまま、年齢を重ねたり、疲れやストレスで免疫力が落ちたタイミングで再び活動を始めることで起こります。50歳を過ぎる頃から発症リスクは高くなり、皮疹だけでなく強い痛みを伴い、治ったあとも何か月、時には何年も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」に悩まされる方も少なくありません。

65歳以上5歳刻みで100歳以上の方々を対象に、帯状疱疹ワクチンを定期接種(公費助成)として受けられる制度があります。今年度の対象者には、区から案内が届いていると思いますが、ここでとても重要なルールがあります。それは、接種は今年度末、つまり3月31日までに完了していなければならないという点です。

現在、当院で主に使用しているワクチンは「シングリックス」という不活化ワクチンです。このワクチンは非常に効果が高く、帯状疱疹の発症を97%以上防ぐとされ、重症化や帯状疱疹後神経痛の予防効果も高いことが分かっています。その効果は10年以上持続すると報告され、現在15年まで追跡調査が進められており、予防医療として非常に価値のあるワクチンです。

ただし、シングリックスは2回接種が必要です。1回目を打っただけでは十分な効果は得られず、2回目を終えて初めて高い予防効果が完成します。

そして2回目は、1回目から2か月以上あけて接種する必要があります。このため、今年度中に接種を完了するには、1回目を1月31日までに、2回目を3月31日までに終えることが事実上の期限になります。

接種券を利用すると1回10,000円(税込み)で接種ができます。対象の方は接種券をご持参下さい。

また世田谷区に住民票がある50−64歳の方は任意接種の補助として世田谷区が助成をしています。1回11,000円(税込み)で接種できます。ご希望の場合は当院に接種券兼問診票があります。

 

診療の現場では毎年、「打とうと思っていたけれど、気づいたら年度末を過ぎてしまった」「もう少し後でと思っていたら助成が使えなくなってしまった」という声を必ず耳にします。帯状疱疹は、かかってから治療するよりも、かかる前に防ぐほうが圧倒的に楽で、生活への影響も少ない病気です。

今年度の定期接種対象の方にとって、今は最も少ない自己負担で、最も高い予防効果を得られる貴重な機会です。忙しい日常の中で後回しにしがちですが、ぜひこの機会を逃さないでいただきたいと思います。

ワクチンは取り寄せが必要になる場合もあります。接種をご希望の方、対象かどうか分からない方も、どうぞお早めに当院までご相談ください。「あの時、接種しておいて本当によかった」と思っていただけるよう、院長として責任をもってご案内いたします。

ご予約はネット予約からお待ちしております。

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